LGBTが働きやすい職場づくりを目指す任意団体「work with PridewwP)」が主催する、LGBT問題で先進的な取り組みをしている企業や団体を表彰するイベントが開かれました。

アメリカなど海外では既に選ばれていますが、日本では初めて。

もっとも先進的な取り組みをしている「ゴールド」に選ばれたのはJALエクシオジャパンなど53社。

金融機関は9社が選ばれましたが大半は外資系企業でした。

日本企業は野村證券とみずほフィナンシャルグループの2社。

特に野村證券は「ベストプラクティス」も受賞しました。

渋谷区・世田谷区がパートナーシップ制で証明書の交付を決めた際には、野村證券の担当者に他社の担当者から対応方法の相談が相次ぎました。

今やLGBTに関する取り組みで日本企業のリーダー格となっているのです。

もちろん昔からLGBT問題に熱心だったわけではありません。

発端はリーマンショック。

買収で1,000人を越える優秀な人材を獲得しましたが、異なる価値観を持つ有能な人材を活かす仕組みや土壌を気づかなければ宝の持ち腐れ、ひいては野村證券自体が痛手を負いかねない状況だったのです。

当時の日本では最先端であったリーマン・ブラザーズからLGBT施策を受け継ぎ、会社の倫理規程の中に、「性的指向」や「性同一性」を理由とした差別やハラスメントを禁止する文言を追加。

継続的に社員向け研修を実施するなど、きめ細かな施策も実施しています。