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群馬県内の自治体、伊勢崎、太田、安中の3市は、選挙の投票入場券で性別表記を明確に文字で記していません。

LGBT当事者には文字で表記されるのが心理的負担に繋がり、本人の意志とは別にヒミツを暴露される「アウティング」という不安にさらされるでしょう。

性別表記を文字で明確にしない事で、選管職員や他の有権者に入場券を見られた場合のストレスを軽くする狙いがあるのです。

高崎や沼田など16市町村も「男女の記載が直接分からないようにしたい」などと回答し、性別表記の変更を検討していることを明らかにしました。

投票所入場券の記載事項は公職選挙法に規定はなく、自治体で決められています。

総務省からは性別の表現などについて各自治体に検討を求める通知が出されました。

LGBTに関する問題に詳しい共愛学園前橋国際大(前橋市)の前田由美子研究員(ジェンダー論)は「入場券が、戸籍上の性と表現している性が異なることを、他人に知られてしまうきっかけになる。万一アウティングされたらと考えると、投票所に足を運べなくなる人も多い」と説明しています。

全国では性別の表記を変更する自治体が相次いでおり、群馬県内のみならず、今後の動きに期待したいですね。