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LGBTをテーマとした日本の小説をご紹介します。

性同一性障害の葛藤とミステリー

『片思い』(東野圭吾)

スポーツライターである主人公の西脇哲郎は、学生時代に所属していたアメフト部のマネージャーだった理沙子と結婚生活を送っていました。

かつての女子マネージャーの一人である、日浦美月と再会。

実は、彼女は性同一性障害であることを打ち明けます。

殺人事件に、性同一性障害にまつわる様々な人間ドラマが複雑に絡んでくるといったストーリー。

性同一性障害を通して、障害とは何かということも考えさせられます。

日本ゲイ文学の代表

『仮面の告白』(三島 由紀夫)

性的マイノリティに悩む「私」を綴った自伝的。

同性愛者である顔を隠し、異性愛者の仮面をつけて演じて生きる姿が描かれた作品です。

露骨に同性愛をテーマに取り上げたこの長編小説が、当時の日本文学で大きな話題を呼びました。

この作品により三島 由紀夫は一躍、24歳で著名作家となるのです。

妻と恋人の三角関係

『きらきらひかる』(江國 香織)

お見合いで出会った医師と結婚する事になった主人公。

結婚を決めた二人ですが、主人公はアルコール依存症を隠し、結婚相手は同性愛者であることを隠していました。

主人公夫妻と夫の恋人の男性。この奇妙な三角関係を描いた作品は、発表の翌年に映画化されています。